「なばな」の基礎知識

「なばな」の基礎知識

なばなとは

「菜の花」「なばな」「菜花」「花菜」は、アブラナの花芽の総称として使われています。

美味しい時期

千葉県の「なばな」は12月から4月上旬頃まで潤沢に出荷されますが、特に1月から2月が旬の美味しい時期です。

選び方

葉や茎が柔らかく色鮮やかで張りがあり、特に蕾が締まっていて、切り口新鮮なものを選びます。

保存方法

束をばらしてから、ポリ袋にいれ、蕾部分を上にして冷蔵庫の野菜室で保存します。
なばなは長く置くと蕾が開いてくるので、なるべく早く食べるのがポイントです。

なばなの成分

「なばな」はミネラルのカリウム、カルシウムをはじめ、マグネシウムやりん、鉄などを豊富に含み、食物繊維は野菜の中でもトップクラス。またβカロテン、ビタミンB群、ビタミンCも豊富です。

ゆでた後水で冷し、手搾り(可食部100g当たり)

エネルギー28kcal
水分90.2g
たんぱく質4.7g
脂質0.1g
食物繊維4.3g
ナトリウム7mg
カリウム170mg
カルシウム140mg
マグネシウム19mg
リン86mg
1.7mg
亜鉛0.4mg
0.07mg
マンガン0.25mg
βカロテン2400μg
ビタミンB10.07mg
ビタミンB20.14mg
ナイアシン0.5mg
ビタミンB60.11mg
ビタミンK250μg
ビタミンC44mg
出典:日本食品標準成分表